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2008 07,26 01:57 |
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2007 11,06 01:40 |
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<<ショートストーリー>> 今、目の前にこんなに広がる青空 見上げているとまるで空気と同じみたいに心が澄んでくるよ きっと昔は、こんな時ちょっと淋しくなってた こんなに大きな空と同じくらい 大きな心で私を包んでくれる あなたに出会えて大感謝だよ!! ほら見て! 積もった雪に残る二人の歩幅 一緒!! 背の高い君についていこうと、いつも必死に歩いているんだよぉ(^^;) 早足なとこ 嫌いだったけど でもきっと君も私に合わせてくれているんだね 私がどんなに大幅で歩いたって 君の足の長さにはやっぱり敵わないもん。 今、目の前に広がった空は 曇ったり 雨が降ったり 昨夜みたいにこうして雪が降ったり 色んな空の表情のひとつにすぎないんだね だけど 雨や雪が降っている時でも この青空はいつもそこに在るんだよね ほら! 飛行機に乗ったら雲の上は青空だもん それと一緒で 私たち ケンカしたり傷つけあったりすることもあるけれど いつも青空みたいに ちゃんと愛情がそこには在るんだ 今、目の前に広がった風景に夢中にシャッターをきる君の横顔 ちょっとは私のことも見てよねぇ~(>m<) ちょっとむくれて雪を蹴ってみたら 「なーにやってんのー」 それを笑いながら君が私を撮ってる 青空みたいなあなたが好き この空みたいに いつも私の側にいてよね。 |
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2007 07,03 01:57 |
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今日は7月7日 七夕 例年雨ばかりの七夕だけど今年は珍しく晴れ。 だけどこの東京では晴れてたって天の川が見えるわけがない。 伝統行事なんて興味無いうえに、東京では季節感すら薄くて四季なんて気にしたこと無かった。 だけど君と出会ってからは、君の作る料理や飾りで季節を感じていたっけ・・ だけど今日 君は突然出て行ってしまった。 もうすぐ君の誕生日だったのに。 僕は1ヶ月も前からこっそりプレゼントを準備して、毎日君の喜ぶ顔を想像してはわくわくしてた。 僕はいつも素直になれなくて、強がってばかりだった。 君に弱いところを見せられなくて、僕を気遣う君を逆に傷つけてばかり。 「忙しい」と言って、いつも君にガマンばかりさせているのもわかってた。 だけど、君を不安にさせたくなかったから・・ その罪滅ぼしだなんて言うのは申し訳ないけど、 こんな僕には、これくらいでしか気持ちが伝えられなかった。 最近結婚の話をしない君に、婚約指輪のつもりで買ったんだ。 だけど今、僕の手のひらで主を無くして冷たく輝いている。 僕は本当に君に救われていたんだ。 君の言葉に、君のしぐさに、君の笑顔に・・・ 君の笑顔はいつも とても温かで、僕が独り占めしていることが誇らしかった。 だけど僕は、笑顔の裏にある本当の気持ちが見えなかったんだね。 本当はどれだけ辛かったんだろう。悲しかったんだろう。 淋しかったんだろう・・・ 「僕はこんなに頑張っているんだから」 それを盾に、 君はずっと僕についてきてくれる、どこにも行かないって、君の優しさにあぐらをかいていたんだ。 優しい君は ずっと僕を支えてくれていた。 僕の努力が報われてこの先成功したとしても 隣に君がいないんじゃ、何の意味もないよ。 僕の夢はもうひとりの夢じゃない、二人の夢。 なのに 「逃げるんだ?」 そんなひどい言葉でしか君を引き止められないなんて。 よっぽど僕の方が子供だね。 わかってる。 君も、わかってくれているだろ? 君は目を見開いて僕を見て、本当に悲しい顔でうつむき目をつぶって何も言わなかった。 そして静かに出て行った・・ 昔のように、駆け出して君を引き止めれば良かったのかもしれない。 でも今の君はそれを望んではいないよね。 君は逃げるんじゃなく、新しい道を切り開いた。 だけど、だけどもし君の気持ちが・・・・ 神も仏も迷信も信じない僕だけど、 今日だけは願うよ。 もう一度、君と同じ道が歩けますように・・ |
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2007 05,17 00:35 |
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出会って3年。 |
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2007 03,18 20:26 |
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あなたと私の間には鉄格子がある。 その鉄格子は私たちが作り上げたもの。 年齢、立場、社会的なんたら・・・ そんなものが固まって立ちはだかっている。 その鉄格子の間から、手をのばして、手をつないで名前を呼び合うけど 鉄格子の熱は、二人の皮膚を焼いていく。 「熱さに耐えて手を伸ばせば、相手も手を伸ばす」 そうして二人は手を伸ばさなくなる。 届くのは、あなたへの想い、私への想い― 形の無い愛だけだ。 この壁は私たちにしか崩せない。 でも、決してこの壁を崩すことは許されない。 「壁を壊せば、相手を傷つける」 そうして二人は、再び壁を固く、厚くしてゆく・・・ そうしたらもう、お互いが手を伸ばしても、指にすら触れられなくなる。 この世に生きる二人の世界は、この鉄格子で分かたれている。 「いっそ二人で・・・」 そんなことは決してこの鉄格子が許しはしない。 ただ、二人、己の道を歩く「義務」だけが横たわっているけど・・ でもこの世界は二人だけのものではなくて、 自分が誰かのために生きていることを知っているから そしてお互いがそうであることを知っているから 二人は壁を固め、厚くしながら誰かのために生きていく。 それが相手のためだから。 それでも悲観的なんかじゃない。 かたちの無い愛だけは、その鉄格子の目からいつだって届いている。 ただ、その格子の目が埋まってしまうことだけを怖れて・・・ |
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